044-246-0910
※この項は、標記審査員研修コースについてのFAQです。
Q1.JRCA承認とは何ですか?
本コースは、『JRCA承認 ISO 9000審査員研修コース』として、JRCA承認を取得したコースです。JRCA承認研修コースは、JRCA((一財)日本要員認証協会マネジメントシステム審査員評価登録センター)の研修コース承認基準を満たして運営されています。本コースを合格修了し、試験(JRCA筆記試験)に合格すると、JRCA審査員補に登録するための要件の一部を得ることができます。
Q2.審査員研修コースの申込にあたり、受講資格は必要ですか?
審査員研修コースの受講に必要な資格はありません。ただし、本コースは高度な内容を含んだカリキュラムで構成されていますので、ISO 9001規格について事前の予習をすることが望まれます。(Q&A 10に詳細があります。)
Q3.審査員研修コースを合格すれば、審査員になれるのですか?
JRCA審査員補登録をめざす方は、次の条件をすべて満たしている必要があります。
- (訓練期間を含まない)7年以上の常勤による実務経験(高等学校以上を卒業の場合は、4年以上)。
- 過去10年以内に2年以上の品質マネジメントシステム分野の実務経験
- JRCAが承認する審査員研修機関が主催した品質マネジメントシステム審査員研修コースを過去5年以内に合格修了
- 審査員倫理綱領の遵守。
「JRCA品質マネジメントシステム審査員資格要件FAQ」はこちら
Q4.審査員研修コースは、審査員希望者以外も受講できますか?
もちろんできます。カリキュラムは審査員をめざす方に必要な力量を身につけていただくことに主眼をおいた内容となっていますが、ISO 9001規格や審査の手順・手法を学ぶことで、たとえば企業組織においてシステムの構築や運用を担当される方、コンサルタントとしてシステム構築や監査の指導をされる方などにもとても有用です。実際、受講される方の半数以上は企業組織の方々です。
Q5.審査員研修コースは、学生でも受講できますか?
もちろんできます。ただし、Q&A3にあるように、JRCA審査員への申請は定められた実務経験を積んでからとなります。
Q6.受講料の割引制度はありますか?
テクノファでは、審査員研修コースを受講される方に向けた割引制度を設けています。
「テクノファ会員制度」、「早期申込割引」、「リピーター割引」、「紹介割引」があります。
詳しくはこちら
Q7.審査員研修コースの開催地・開催会場はどこですか?
全国2ヵ所(川崎、大阪)で開催しています。
川崎は川崎駅前(徒歩7分)のテクノファ川崎研修センター、大阪は新大阪駅前(徒歩2分)の大阪研修会場を利用してセミナーを開催しています。いずれも、長時間に及ぶ研修を快適にお過ごしいただける会場です。
尚、講師がお客様のご指定場所に伺って開催する「講師派遣型(出張)セミナー」もあります。「講師派遣型(出張)セミナー」についてはこちら
Q8.審査員研修コースは、自宅からの通学は可能でしょうか?
可能です。ただし、本コースを含め、各種ISO審査員研修コースは、要員認証機関(JRCA)によるコース基準に対して厳密に運営され、講習に遅刻・欠席されますとその時間分「減点」となり、一定基準を超えますと「不合格」になります。この欠席時間は公共交通機関のトラブルが原因であっても対象となります。
また、研修時間も基準で定められた時間数を満たすため、午後8時頃の終了(終了時間は日によって異なります)と長時間に及ぶこともあり、体調管理も重要です。遠方から通学される場合は、体調の維持に十分にお気をつけ下さい。
不安のある方には、研修センター近くのご宿泊をお奨めします。
Q9.研修会場の近くに宿泊したいのですが、ホテルを紹介してもらえますか?
研修会場近くのホテルのご紹介。詳しくはこちら
Q10.受講前に、どのような予習をしておくと効果的ですか?
事前に弊社よりお送りする規格学習資料による予習、及びコース初日の講義で規格の理解はフォローいたします。
ただし、それでも不安のある方には、以下の講習会を事前にご受講いただくことをお奨めしております。
「ISO 9001規格解説2日間コース」
「ISO 9001規格入門コース」
Q11.受講の際は、どのような服装で参加すればよいですか?
リラックスできる服装でご受講下さい。スーツ着用の必要はありません。
Q12.受講に必要な持ち物について教えて下さい。
事前にお送りしたご案内書に記述されている「持ち物」をご持参下さい。たとえば、筆記用具(鉛筆またはシャープペン、消しゴム、付せんなど)などです。テキストは当日、配付します。
Q13.セミナー中の昼食、夕食はついているのですか?
会場にお越しの際の昼食はご用意しております(受講料に含まれています)。夕食はご用意しておりません。セミナー終了後、ご自身でおとり下さい。
Q14.審査員研修コースに合格する要件を教えて下さい。
JRCA基準では三つの観点から講師による評価が行われます。
- 継続観察評価:受講中の積極性や審査員候補としての適性などの評価
- 実技評価:特定のケーススタディを通して評価
- 最終日に行われるJRCA筆記試験による評価(100点満点)
各評価それぞれで合格基準を満たすことが合格の要件となります。
Q15.実技評価(JRCAのみ)はどのように行われるのですか?
実技評価は審査実務能力を身につけて頂いたかどうかを判定するために行います。研修で修得して頂いた規格要求事項や審査の実施方法(チェックリストや審査計画の作成方法、不適合措置)を、特定のケーススタディ(審査の実施、審査報告書)を通して評価し判定します。
Q16.筆記試験は何時間で行われるのですか? テキストの持ちこみは可能ですか?
JRCA試験では、JRCAによる統一試験問題により2時間で、最終日に実施します。選択問題、穴埋問題と記述問題からなります。筆記試験は記憶力を確認するものではなく、定められた力量を評価するものです。
筆記試験では、研修で使用したテキスト、演習資料、ISO 9001、9000、17021-1、19011、17021-3の規格書の持込が認められています。
Q17.万一、実技評価または筆記試験で不合格になった場合、再試験を受けることは可能ですか?
一定の条件のもとで可能です。セミナー終了日から12ヵ月以内に限り、一度だけ再試験を受けることが可能です。
ただし、Q&A 14にある「継続観察評価」の結果が合格基準以上であることが必要です。
これが満たされない場合は、再受講をしていただくことになります。この基本的な条件はJRCAコース基準に定められたもので、JRCA承認の研修機関はどこでもこれに従った手順に沿って運用しています。
Q18.審査員研修コース合格証の有効期限はあるのですか?
合格証自体の有効期限は特にありませんが、JRCA審査員登録に有効な期間は研修の最終日から5年間です。審査員登録をされるご予定の方はご注意下さい。
Q19.セミナー終了後に疑問点が出た場合、質問に答えてもらえますか?
授業内容に関することでしたら、もちろんお受けします。テクノファ事務局宛て(E-mail:hinshitsu@technofer.co.jp)に、メールでご質問をお送り下さい。講師又は事務局からお答え致します。
Q20.環境審査員資格を持っていますが、(または環境マネジメントシステム審査員研修コースに合格していますが、)QMS審査員への資格拡大を考えています。どのコースを受講すればいいでしょうか。
環境審査員資格に限らず、QMS以外のマネジメントシステム審査員資格所有者(又は、各研修コース合格修了者)で、 QMS審査員への資格拡大をご希望の方には、3日間コースをご用意しております。
詳細は「JRCA承認ISO9000審査員資格拡大研修コース」をご確認ください。
「JRCA承認ISO 9000審査員研修コース」案内はこちら