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※この項は、標記審査員研修コース(5日間)についてのFAQです。
Q1.審査員研修コースの申込にあたり、受講資格は必要ですか?
審査員研修コースの受講に必要な資格はありません。
ただし、審査員コースではISO 14001(JIS Q 14001)規格について事前の予習をすることが望まれます。
弊社から、コース開催の約3週間前に、事前学習用教材をお届けしますので、コース開始前までに、熟読をおすすめいたします。
なお、それでも不安のある方には、以下の基礎コースを事前にご受講いただくことをおすすめしております。
Q2.審査員研修コースを受講すれば、審査員になれるのですか?
JRCA審査員補をめざす方は、次の条件をすべて満たしている必要があります。
- 7年以上の常勤による実務経験を有していること。(高卒以上は4年以上で可)
- 上記1.の業務経験のうち、2年以上は環境マネジメント分野における実績経験であること。(申請日前10年以内の経験)
- JRCAが承認した環境マネジメントシステム審査員研修コースを5年以内に合格修了。
(弊社のEA21がこれに相当します。)
Q3.審査員研修コースは、審査員希望者以外も受講できますか?
もちろんできます。カリキュラムは審査員をめざす方に必要な力量を身につけていただくことに主眼をおいた内容となっていますが、ISO 14001規格や審査の手順・手法を学ぶことで、たとえば企業組織においてシステムの構築や運用を担当される方、内部環境監査を実施しようとされる方、コンサルタントとしてシステム構築や監査の指導をされる方などにもとても有用です。実際、受講生の半数以上は企業組織の方々です。
Q4.審査員研修コースは、学生でも受講できますか?
もちろんできます。 ただし、Q&A 2にあるように、JRCA審査員へ申請するためには定められた実務経験を積んでからとなります。
また、Q&A 16にもあるように、合格証明書の有効期間が合格証の発行日から5年間と決められておりますのでご留意下さい。
Q5.受講料の割引制度はありますか?
テクノファでは、審査員研修コースを受講される方に向けた割引制度を設けています。
「テクノファ会員制度」、「早期申込割引」、「リピーター割引」、「紹介割引」があります。
詳しくはこちら
Q6.審査員研修コースの開催地・開催会場はどこですか?
集合型研修は全国2ヵ所(川崎、大阪)で開催しています。 川崎(関東地区)は川崎駅前(JR川崎駅から徒歩7分)のテクノファ川崎研修センター、大阪(関西地区)は新大阪駅前(徒歩2分)の大阪研修会場にてセミナーを開催しています。 いずれも、5日間の研修期間を快適にお過ごしいただける会場です。 詳しくはこちら
オンライン型研修は最初の3日間がオンラインでありどこでも受講可能です。後半2日間は集合型研修と同様です。
Q7.審査員研修コースで、出張研修は可能でしょうか?
可能です。ただしJRCAの基準により、4名以上20名以内の方が受講することが必要です。研修のための会場、設備、費用等については、当社へお問い合わせください。宿泊費、交通費、移動時間を考慮すると割安になる場合があります。
Q8.審査員研修コースの集合型研修は、自宅からの通学は可能でしょうか?
可能です。ただし、本コースを含め、各種ISO審査員研修コースは、要員認証機関(JRCA)によるコース基準に対して厳密に運営され、講習に遅刻・欠席されますとその時間分「減点」となり、一定基準を超えますと「不合格」になります。この欠席時間は公共交通機関のトラブルが原因であっても対象となります。また、研修時間も基準で定められた時間数を満たすため、20時頃の終了(終了時間は日によって異なります)と長時間に及び、体調管理も重要です。遠方から通学される場合は、体調の維持に十分にお気をつけ下さい。
不安のある方には、研修センター近くのご宿泊をお奨めします。
Q9.受講前に、どのような予習をしておくと効果的ですか?
コースでは、ISO 14001(JIS Q 14001)規格の逐条解説は行いませんので、研修をより効果的なものとするためにも、規格について、事前の予習をすることをおすすめいたします。
弊社から、コース開催の約3週間前に、事前学習用教材をお届けしますので、コース開始前までに熟読ください。
なお、それでも不安のある方には、以下の基礎コースを事前にご受講いただくことをおすすめしております。
Q10.受講の際は、どのような服装で参加すればよいですか?
リラックスできる服装でご受講下さい。スーツ着用の必要はありません。
Q11.(集合型研修の場合)受講に必要な持ち物について教えて下さい。
事前にお送りしたご案内書に記述されている「持ち物」をご持参下さい。たとえば、筆記用具(鉛筆またはシャープペン、消しゴム、付せんなど)などです。テキストは当日、配付致します。
Q12.(集合型研修の場合)セミナー中の昼食、夕食はついているのですか?
5日間の昼食はお弁当をご用意しております(受講料に含まれています)。 夕食はご用意しておりません。
Q13.審査員研修コースに合格する要件を教えて下さい。
大きく3つの観点から評価が行われます。
- ① 個人の行動の継続的評価:
- JIS Q 19011の7.2.2.項に基づき審査員として具備すべき資質について研修期間中、観察、評価します。
- 倫理的か/心の広さ/外交的か/観察力/知覚が鋭いか/適応性/粘り強さ/決断力/自立的か/不屈の精神があるか/改善に前向きか/文化に敏感か/協力的か
- ② 実技評価:
- JIS Q 19011の4項のうち次の4つの原則が遵守されているか評価します。
- 公正な報告/専門家としての正当な注意/独立性/証拠に基づくアプローチ
- ② JRCA筆記試験
- 時間:2時間
- 配点:4者択一式問題(32題)160点満点、記述式問題(2題)40点満点の合計200点満点です。
- 合格基準:4者択一式試験問題と記述式試験問題の合計点が、200点満点の70%以上であること。かつ、記述式試験問題の点数が、40点満点の40%以上であることです。
- 範囲:JIS Q 14001、JIS Q 19011、JIS Q 17021-1、JIS Q 17021-2、これらに加え4者択一問題では一般的な環境問題からも出題されます。
Q14.筆記試験は何時間で行われるのですか? テキストの持ちこみは可能ですか?
研修最終日に2時間で実施します。持ち込み可能な資料は、以下の通りとなります。
- JIS Q 14001(ポケット版 可)
- JIS Q 19011(ポケット版 可)
- JIS Q 17021-1、JIS Q 17021-2
- 研修テキスト、演習資料、研修中の自筆のノート
なお、筆記試験はテクノファ研修会場内で実施し、合格証明書もテクノファから発行致します。
Q15.万一、筆記試験で不合格になった場合、再試験を受けることは可能ですか?
セミナー終了日から12ヵ月以内に限り、一度だけ再試験を受けることが可能です。 ただし、Q&A14にある「継続観察評価」で合格していることが必要です。 これが満たされない場合は、再受講をしていただくことになります。 この基本的な条件はJRCA承認基準に定められたもので、 JRCA承認の審査員研修コースはどれもこれに従った手順に沿って運用されています。
Q16.審査員研修コース合格証の有効期限はあるのですか?
合格証明書自体に、特に有効期限はありませんが、JRCAの審査員登録申請のための有効期間は、以下の通りです。
<JRCA合格証明書>
合格証明書の発行日より5年間
Q17.セミナー終了後に疑問点が出た場合、質問に答えてもらえますか?
講習内容に関することでしたら、もちろんお受けします。
テクノファ事務局宛て(E-mail:kankyo3@technofer.co.jp)に、メールでご質問をお送り下さい。講師又は事務局からお答え致します。