C-2 SDGsとISO規格
  • SDG1.貧困撲滅 あらゆる場所のすべての形態の貧困を撲滅する。
  • SDG2.無飢餓 飢餓をなくし、食品安全及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
  • SDG3.健康と幸福  年齢を問わずすべての人々に健康的な生活を保証し、幸福(快適な暮らし)を促進する。
  • SDG4.質の良い教育 包括的で、公平な質のよい教育を保証し、すべての人々の生涯学習の機会を促進する。
  • SDG5.男女平等 男女平等を実現し、すべての女性に権限を与える。
  • SDG6. 上水(クリーンウォーター)と衛生 万人に水と衛生の安定供給及び持続可能な管理を保証する。v
  • SDG7. 手ごろな価格のクリーンなエネルギー 手ごろな価格で、信頼でき、持続可能な、近代的エネルギーをすべての人々が確実に利用できるようにする。
  • SDG8.適正な労働(ディーセント・ワーク)及び経済成長 維持された、包括的で、持続可能な経済成長、万人に完全かつ生産的雇用及び適正な労働(ディーセント・ワーク)を促進する。
  • SDG9.産業、革新及びインフラ 回復力[機能]のあるインフラを構築し、包括的で持続 可能な産業化を促進し、革新(イノベーション)を促進する。
  • SDG10. 不均衡(不平等)を減らす 国内及び国家間の不均衡(不平等)を減らす。
  • SDG11.持続可能な都市及び地域社会 都市及び人間の共同社会(集落)を、さまざまな人を受け入れ、安全で、回復が早く、持続可能にする。
  • SDG12.信頼できる消費及び生産 持続可能な消費・生産パターンを確保する。
  • SDG13.気候行動 気候変動及びそれが及ぼす影響に立ち向かうための緊急対策を取る。
  • SDG14.水中生物 持続可能な開発のために海洋資源を保全し、持続的に使用する。
  • SDG15.陸上生物 陸上生態系を保護し、回復させ、その持続可能な使用を促進する、森林を持続的に管理する、砂漠化に立ち向かう、土地の劣化を食い止める、生物多様性(の)損失(喪失)を止める。
  • SDG16.平和、公正、及び強力な機構 持続可能な開発のために平和でさまざまな人々を受け入れる社会を促進し、すべての人々が公正を有することができるようにし、すべての階層で効果的で責任の所在が明らかな、さまざまな考えを受け入れた機構を構築する。
  • SDG17.目標達成のためのパートナーシップ 持続可能な開発のために実行の手段を強化して、グローバルな協力関係(パートナーシップ)を活性化する。

上記SDGs1~17とISO規格との関係は次のとおりである。

  • ・SDG1貧困撲滅については、ISO 20400 (sustainable procurement) が、あらゆる場所のすべての形態の貧困を撲滅することに関して活用できる。
  • ・SDG2 無飢餓については、ISO 22000 family (food safety management) が、飢餓をなくし、食品安全及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進することに関して活用できる。
  • ・SDG3 健康と幸福については、ISO 13485 (medical devices) が、年齢を問わずすべての人々に健康的な生活を保証し、幸福(快適な暮らし)を促進することに関して活用できる。
  • ・SDG4 質の良い教育については、ISO 21001 (management systems for educational organizations) が、包括的で、公平な質のよい教育を保証し、すべての人々の生涯学習の機会を促進することに関して活用できる。
  • ・SDG5 男女平等については、ISO 26000 (social responsibility) が、男女平等を実現し、すべての女性に権限を与えることに関して活用できる。
  • ・SDG6 上水(クリーンウォーター)と衛生については、ISO 24516-1 (drinking water distribution networks) が、万人に水と衛生の安定供給及び持続可能な管理を保証することに関して活用できる。
  • ・SDG7 手ごろな価格のクリーンなエネルギーについては、ISO 50001 (energy management) が、手ごろな価格で、信頼でき、持続可能な、近代的エネルギーをすべての人々が確実に利用できるようにすることに関して活用できる。
  • ・SDG8 適正な労働(ディーセント・ワーク)及び経済成長については、ISO 45001 (occupational health and safety) が、維持された、包括的で、持続可能な経済成長、万人に完全かつ生産的雇用及び適正な労働を促進することに関して活用できる。
  • ・SDG9 産業、革新及びインフラ 回復力については、ISO 50501 (innovation management)が、機能のあるインフラを構築し、包括的で持続 可能な産業化を促進し、革新(イノベーション)を促進することに関して活用できることに関して活用できる。
  • ・SDG10 不均衡(不平等)を減らすについては、ISO 12812 series (mobile financial services) が、国内及び国家間の不均衡(不平等)を減らすことに関して活用できる。
  • ・SDG11 持続可能な都市及び地域社会については、ISO 37120 (city indicators) が、都市及び人間の共同社会(集落)を、さまざまな人を受け入れ、安全で、回復が早く、持続可能にすることに関して活用できる。
  • ・SDG12 信頼できる消費及び生産については、ISO 14020 series (environmental labelling) が、持続可能な消費・生産パターンを確保することに関して活用できる。
  • ・SDG13 気候行動については、ISO 14080 (methodologies on climate action)が、気候変動及びそれが及ぼす影響に立ち向かうための緊急対策を取ることに関して活用できる。
  • ・SDG14 水中生物については、ISO 21070 (protection of marine environment) が、持続可能な開発のために海洋資源を保全し、持続的に使用することに関して活用できる。
  • ・SDG15 陸上生物については、ISO 14055-1 (combatting land degradation and desertification) が、陸上生態系を保護し、回復させ、その持続可能な使用を促進する、森林を持続的に管理する、砂漠化に立ち向かう、土地の劣化を食い止める、生物多様性(の)損失(喪失)を止めることに関して活用できる。
  • ・SDG16 平和、公正、及び強力な機構については、ISO 37001 (anti-bribery management)が、持続可能な開発のために平和でさまざまな人々を受け入れる社会を促進し、すべての人々が公正を有することができるようにし、すべての階層で効果的で責任の所在が明らかな、さまざまな考えを受け入れた機構を構築することに関して活用できる。
  • ・SDG17 目標達成のためのパートナーシップについては、ISO 44001 (collaborative business relationships) が、持続可能な開発のために実行の手段を強化して、グローバルな協力関係(パートナーシップ)を活性化することに関して活用できる。

以上