「ISOってなんだっけ?」
「なんか聞いたことあったよな?」
 あなたがもし若手ビジネスパーソンであれば、同僚や友人とこのような会話をした記憶があるのではないでしょうか。
 一方、もしあなたがベテランビジネスパーソンであれば、
「そういえば昔よくISOっていう言葉を目にしたり耳にしたりしたよな」
「でも、最近なんだかあんまり聞かなくなった気がするな」
と思われた方がいらっしゃるでしょう。

 そうなんです。今から15年くらい前の日本では、ISOがブームと言われるほど、新聞報道などを始めとしてあちこちでこの言葉が躍っていました。
でも・・・。

 さあ、この情報サイトではこれから20回くらいを目途に、「ISOって何?」というテーマについて、皆様に基礎的情報をご提供していきたいと思います。すでにISOに関わっている方向けではなく、何かこの言葉気になるよな、という方にピッタリの情報としてお届けしていきたいと考えています。

 では早速始めていきましょう。

 「ISOって何?」と考える際に、皆さんもし可能であればお手元にデジカメをご用意いただけると嬉しいのですが可能でしょうか。
 えっ、「カメラは持っていない、写真はいつもスマートフォンで撮っているんだけど」という方もいらっしゃるでしょう。そうですね、本当に最近写真が手軽になったと思います。スマホの効果絶大ですね。ですが、「ISOって何?」という疑問へのお答えをまずはデジカメを使って説明したいので、ご協力いただければ幸いです。ご自宅や会社のどこかにありませんか。
「あっ、そういえばあそこにあったはずだな」という声があがったことを期待して先に進めさせて頂きますね。

 デジカメの電源を入れた後、撮影モードにしてその設定を行うメニューボタンを押してみてください(機種によって違うかもしれません。ご容赦ください)。
そうすると、「ISO感度」というメニューが表示されませんでしょうか。どうです。ありましたか。
 きっと見つけて頂いたと信じで先に進ませてもらいますね。そこにカーソルを合わせるとさらに先に進めるためのボタン(左右だったりします)を押してみてください。そうすると、100、200、400、800、1600というような数字が表示されませんか。
 この数字は何かというと撮影感度を示していて、大きな数字になるほど暗いところでの撮影が可能になるのです。でもその分、画質が落ちるのですが、最近のデジカメの性能向上により、相当に大きな画面に引き伸ばさないと分からないくらいになっています。

 これがISOって何?という問いに対する第1回目のお答えになります。続きはまた次回で!