2020年1月13日~17日にシドニーで開催された「ISO/TMB/JTCG/TF14_第3回会議」のコミュニケが公開された(英語)。

2018年下旬に、附属書L(旧:附属書SL)の限定的な改訂を実施するため、タスクフォース14(TF14)が設置された。
今回の改訂範囲は、Appendix2(上位構造,共通の中核となるテキスト,共通用語及び中核となる定義)に軽微な変更を加えることと、Appendix3(上位構造,共通の中核となるテキスト,共通用語及び中核となる定義に関する手引)の強化(追加ガイダンスの提供)。

次回会議は、2020年7月13日~17日コロンビア・ボゴタで開催予定。

【附属書L(旧:附属書SL)とは?】
多くのISOマネジメントシステム規格(ISO MSS)が発行されたが、それぞれの規格の構造、箇条の名称、順番、用語などは規格ごとに異なっていた。これら規格間の整合性を高めるために、規格策定者が従うべきものとして、共通構造(HLS)・共通テキスト(要求事項)・共通用語/定義を規定した「附属書L」が開発された。
2012年以降に制定/改訂されるすべてのISO MSSにおいて原則として採用することが義務付けられている。

(出典)●ISO(国際標準化機構)>ISO/TMBG/JTCG/TF14>ライブラリ