044-246-0910
2020年12月1日、「ISO 14065:2020(環境情報を妥当性確認及び検証する機関の一般原則及び要求事項)」が2013年版より改訂され、発行されました。
環境情報を公開し、活用する組織が増えてきていますが、そのデータは信頼性の高いものである必要があります。
ISO 14065は、環境情報の妥当性確認と検証を行う機関の原則と要求事項を規定している規格です。
2013年版では、主に温室効果ガスの排出量を対象とした規格となっていましたが、2020年改訂版では、温室効果ガスの排出量、カーボンフットプリント、ウォーターフットプリント、環境ラベル、サステナビリティ報告、グリンボンドやその他金融商品に関連する情報など、あらゆる形態の環境情報を対象とする規格へ強化されました。
妥当性確認や検証を実施する第三者機関に対する国際規格である「ISO/IEC 17029:2019(適合性評価-妥当性確認機関及び検証機関の一般原則及び要求事項)」の要件に、セクター固有の要件が追加されています。
(出典)
●ISO(国際標準化機構)>ニュース「緑の事実を正しく収集する」
●https://www.iso.org/standard/74257.html
●日本規格協会