2022年5月11日(水)~13日(金)に、『ビジョンゼロ・サミット JAPAN 2022』がオンラインで開催されました。当日の様子は、オンデマンドで視聴することができます。

テクノファの対談動画にもご出演いただきました、明治大学名誉教授、ISO/TC283(労働安全衛生マネジメントシステム)国内審議委員会委員長の向殿政男氏が、ビジョンゼロ・サミット・ジャパン組織委員会委員長を務められました。

怪我を防止するだけの労働安全衛生から一歩踏み込んで、安全で健康な職場の労働環境を整えることで、従業員の体と精神の健康バランスを守るとともに、従業員のモチベーション向上や働きがいのある仕事の創出につながり、それが企業のリスク回避、製品の品質・サービスの向上をもたらし、ひいては顧客満足や企業価値の向上にもつながる、好循環を生み出します。

●5月11日 セッションルーム
※プレナリーでは、向殿氏をはじめ、厚生労働大臣 後藤茂之氏、WHO事務局長のテドロス氏等多彩な著名人による講演が行われています。
https://live.sabentis.com/rooms/main

●5月12日 セッションルーム
https://live.sabentis.com/rooms/room1

●5月13日 セッションルーム
https://live.sabentis.com/rooms/room2

ビジョンゼロ(VISION ZERO)とは?

2017年9月にシンガポールで開催された第21回世界労働安全衛生会議でISSA(国際社会保障協会)により職場における労働災害、職業性疾病、危険要因をゼロにすることを目指す国際的なキャンペーンが開始されました。
Vision Zeroのコンセプトとは「安全・健康・幸福(ウェルビーイング)」の3つの次元で職場における事故と疾病を予防する革新的なアプローチとして定められています。現在10,000社を超える企業・団体がパートナーとして参画し拡大を続けています。

安全と健康への働く環境・条件を整えることは、企業にとって最も大切な資産である従業員の身体、精神の健康バランスを守り、モチベーションの向上、ディーセントワークを生み出すことになります。
それは、企業のリスク回避、製品の品質・サービス向上につながり、顧客満足の上昇、企業価値の向上へと繋がり、良好な循環が生まれ、社会・経済・ビジネスに大きなプラスとなります。

(出典)https://visionzero.global/resources